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2025.01.05

常勝教育

「心づくり」指導は、心を使うことからはじめます。「心を使う」とは、具体的に目標設定用紙を書くということ。

日本一を達成したり、好成績を残してきた生徒は、全員、まず高い目標を立てて、繰り返し書き続けた。用紙は、寝室の天井、トイレ、ふろ場、など目に付きやすい所に貼り毎日見る。書き続け見続けることが相乗効果となりますますイメージを強化する。

様々な競技で日本一になった指導者と選手。表面上は体格や技術、体力の違いで勝負がつくように見えるが、違う。
最後は「心」。「日本で一番優勝したい」というイメージが強い選手が勝つ。生徒と話しながら自己分析をさせ、問題点を一つずつ用紙に書かせ、さらにそれらの問題を解決するにはどうしたらいいのかを、また一つずつ考えさせる。

設定用紙には、各自の記録や順位はもちろん、起床時間、毎回の食事で何を食べるか、トイレのタイミング、試合前にどんな練習をするか、得点や勝った時の喜びのポーズの取り方まで具体的に決め、文章に残す。
書く量が「強さ」と比例する。よく書ける子ほど強い。目標設定用紙の文字量、しっかりとした文章を書けることが競技力の向上につながってくる。頭の中が整理され、意識が高まってきたら、気付きの能力も高まり、練習の質も上がる。その結果、成績も高まる。

「練習と思うな、セレクションと思え」「常に100%、全力で目先のことに挑む」「手抜きは最低」
何かひとつの分野で自分を磨いて志を高めれば、ほかでも通用する。逆に言えば、そういう志や理念がなければ何も成し遂げられない。

究極の極意=「日本一になる」と決めること。 今思えば、当時の教え子の中には高い素質の選手もいた。結局、一言で何が違ったかと言えば、本気で日本一にするということが自分の目標になりきっていなかったから。潜在意識に落とし込めていなかった。ただそれだけ。真剣さのレベル、努力のレベルが違う。「日本一になる」と決めてから、実現させるためのプランを立て、心・技・体の別に鍛えていく。3年間で800日という期間を決めて必要なスケジュールを割り出す。

他人の靴まで揃える「態度教育」。挨拶・時間厳守・服装・準備・片付け・姿勢・靴・忘れ物・態度・立ち振る舞い・雰囲気、にこだわる。
練習時間や、前後、普段の態度に乱れがないかどうかを細かくチェックしていく。
できることの継続こそが心を強くする。目標を立てて、態度教育を徹底して、その上で、今の自分ができることで人の役に立つことを三年間、千日間休まず続ける。できることの継続こそが心を強くする。千日間続ければ必ず達成感が出てくる。それが自信につながる。
受け身は極悪、さらば言い訳。「失敗の原因は自分にある」と考え心のベクトルを自分に向ける。心を強くするには、まず、自分との戦いが前提となる。受け身で人のせいにしている限りは絶対に自分で設定した目標を達成することはできない。

「やる」と言ったからには特例は認めない。
心というのは難しいことへの挑戦ではなく、できることの継続で強くなる。ところが子どもは言い訳をし、大人は特例を認めようとする。「今日は正月だから休む」「友達が来ているから休む」といった具合に。しかし、その特例を認めずにやらせ切る。そして、やったかどうかの確認をする。
指導者はそうして細かなところに目を配り、心を強くする後押しをする。育てに育てる。ある意味「願掛け」のようだが、継続がもたらす心の強さが分かってくると、子どもたちは自ずと続けるようになる。自信を維持するために継続してきた何かを止めたくないという気持ちが強く働く。

「カリスマ体育教師の常勝教育 原田隆史著」より抜粋・引用

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