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2020.01.11

青森山田高校VS帝京長岡高校

全国高校サッカー選手権大会 準決勝 青森山田高校VS帝京長岡高校
近年まれに見る本当に面白いゲームでした。
帝京長岡の、互いのセンスが共鳴するような、洗練された攻撃スタイルは、他校目的の観衆や視聴者をも魅了したと思います。京都サンガFCでJリーガーとなる帝京長岡の谷内田哲平選手は、中学2年生の時から帝京長岡高校の選手としてプリンスリーグ北信越に出場していました。今大会大活躍の青森山田高校、松木玖生選手は北海道から青森山田中学に入り全国優勝も経験し日本一の高校で1年生から活躍しています。
このように全国レベルの高校を目指す上で覚悟しなければならないのは、競争相手は「同年齢に限らなくなる」ということです。1学年2学年下からも未来のプロ選手(Aランク・後述)が入ってくる可能性があるということです。

青森山田高校も静岡学園高校も中学から選手が集う全国レベルのチームですが、高校のメンバー表を見ると同中学出身の選手はあまり多くはありません。Jリーグの育成出身や全国の優秀な選手が高校から門を叩くためです。

このレベルまで来ると、ごまかしは効きません。何のごまかしか?それは積み重ねてきた練習時間や、他のことを犠牲にしてきた時間です。
マジーアでは子どもたちにピラミッドの形を利用し積算練習時間の大切さを伝えています。

積算練習時間     
Aランク:10000時間 (1人)
Bランク:8000時間   (10人)
Cランク:6000時間    (100人)
Dランク:4000時間     (1000人)
Eランク:2000時       (10000人)
※あくまで解りやすい例としての数字です

仮にA~Eの5段階で分けると、1日2時間、週4日、小学1年生から中学3年生まで9年間続けた場合、約3800時間でDランク(下から2番目)となります。もし1日2時間、毎日9年間続けると約6500時間でCランク(下から3番目)となります。1日3時間、毎日9年間続けると約9800時間(間もなくAランク)となります。

高校サッカーで敗れたチームが涙するシーンをみると感動するものですが、仕事柄感じることは、Dの選手が多いチームが、これまで2倍の練習を積んできたBの選手が多いチームに敗れるのは当然のことで、もし後者が守り切られPKで前者に敗れたりした場合などには、見ていて熱いものが込み上げてくるのかも知れません。
今大会の決勝戦、青森山田高校と静岡学園高校には、多くのBランクの選手や、さらにその1割しかいないAランクの選手もいるチームなのではないでしょうか。

スクール生の中にも将来BランクやAランクになる可能性のある選手がいます。毎日自主練習をし、毎レッスンの課題をしっかり仕上げ、次の課題を求めてくる、そのような選手がJリーグ育成等に合格しています。
今年度は、名古屋グランパス2名、JFAアカデミー福島1名、その他強豪ジュニアユース合格者も多数報告を受けており、彼らの今後に心から期待しています。

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