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2023.12.13

結果を出すのは一点集中型

結果を出すのは一点集中型

後述する専門家の研究によると、ブラジルでは大勢の子ども達が10000時間のプレーをなんと13歳で超えており世界中にプロ選手を送り出す源泉となっています(1000人以上)。

エキスパートたちを研究する専門家

フロリダ州立大学心理学教授 アンダース・エリクソン

西ベルリンの音楽アカデミーは、生徒のほとんどが世界で最も権威のあるオーケストラに入団し、あるいは世界の舞台に立つソリストになるなど、超一流の音楽家を輩出することで有名。そのアカデミーのバイオリニストを三つのグループに分けた。

第一グループは国際的なソリストになることを期待されているスターたち。第二グループは将来有望ではあるが第一グループに入れるほどではない生徒たち。第三グループは教師になるなど音楽で生計を立てていくであろう生徒たち。

三つのグループの楽器を始めた時期は大体同じ8歳前後、現在は全員が同じ教師たちから同じ時間分の指導を受けている。第一・第二グループの生徒は一週間に約24時間の自主練習をこなしていたが第三グループはたった9時間だった。単純に計算しても練習時間の差は1年で780時間にもなる。

第一グループと第二グループの違いは何か?それは現在の練習時間の他に、最初にバイオリンを手にしてから毎年積み重ねてきた練習時間の累計を比較して明らかになった。十八歳の段階で、第一グループは平均7500時間、第二グループは平均5300時間を練習に当てていたのに対し、第三グループの平均は約3400時間との結果が出た。他の人より練習時間は少なくても最高の演奏をするバイオリニストはいなかった。
音楽家が一流のアカデミーに入校できるほどの基準に達したら、現在の練習時間とそれまでの練習時間だけが、一流になるか二流になるか、三流になるかを分ける決定的な要素となる。ほかに考慮すべき要素はない。

研究者たちは、成功への道は、例えるなら過酷なマラソンだと口をそろえて言う。また、世界で一流になるために必要なトレーニング時間は一万時間だという一致した見解を持つ。「最高のパフォーマーは常に誰よりも練習している。努力をし、何千時間にも及ぶトレーニングを積むことなしに成功した人に、私は今まで一度もお目にかかったことがない」

ブラジルのスラム街に住むある少年は、練習時間の合計は週に22時間。5歳の頃から続けているとすると、13歳で1万時間に達してしまう。生まれつきの才能を見つけたと思っても、実際には人生のかなり最初の段階で一万時間の練習をこなした人を見ているだけなのだ。
トレーニングを5歳で始めたものの一日2時間程度を週三回しかしないイギリス人少年と比較すると大きな差が出る。そのペースだと13歳の時点では2544時間にしかならず、一万時間に達するのは三十歳になってしまう。

チャンピオンズリーグでプレーしていて、一万時間のトレーニングをこなしていない選手がもしいるなら教えてほしい。同様にNBAでプレーしていて一万五千時間を下回るトレーニングしかしていないバスケットボール選手、LPGAツアーに参戦している韓国人ゴルファーでトレーニングが二万時間に満たない選手がいたら教えて欲しい。そんな選手はまずいないはずだ。テニス・ゴルフ・サッカーなどのスポーツで世界レベルの選手になりたければ、一万時間ではなく二万時間の練習が必要ということだ。それだけ競争は激化している。ほとんどの人は五千時間で諦めてしまう・・・

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