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2023.11.06
目指す指導
マジーアの目指す指導
我々がこどもたちを指導する際に挙げるもっとも大きなテーマとは「心・技・体」の向上。
「心」とは我々日本人が世界に誇れる分野であったはずである。現在のジュニア指導者はこのことをあまり重要視していない気がする。ある年代までは技術と体力が優れていればやっていけることが多い。しかし個々のレベルが高まり甲乙つけがたい選手が集まった場合、人間性や心構えが極限時のパフォーマンスに大きく影響する。「精神(忍耐)力」「積極的心構え」といった人間の内面に関することについてさまざまな分野から学び、「心」についてもこどもたちによい影響を与えられる指導を心掛けます。
「技」とは後々応用の利く「基礎」をしっかり身につけさせることである。我々がこどもたちを指導する際、指導の成果が現れるのは彼らが高校年代になってからだと考えている。場合によっては海外でプレーするようなことがあっても、その国の選手に勝るだけの基礎となる部分をしっかり身につけさせたい。
どのような種目にも共通するが、基礎、土台ができていない、または間違った土台が作られてしまうと後々改善することは容易ではない。人間の身体の構造と機能、および力学的な原則から合理的な動き方、体の動かし方が存在するはずである。こどもたちの個人的な特徴を尊重しつつ、基本的なフォーム作りをしっかりと指導できるコーチングを心掛ける。
技術や動きを身につけさせる際、その動作を頭で考えるのではなく、心眼は常にゴールを捉え、その最大の目的のために状況に応じ本能で足が動く域にまで持っていくことが理想である。そのための技術を楽しく獲得できるプログラムを模索していきます。
「体」では中学、高校とそれぞれの年代により持久力、筋力などの指導の内容や方法も変わってくるが、12歳までのこどもたちにはまず基本となる姿勢が存在し、スポーツ選手になるためにはそれを守らなければならないと考える。こどもの頃から怪我をしにくい身体を作り、将来の身体作りにプラスとなる食習慣を考え研究したい。
将来、北欧などの選手との体格差、アフリカ系特有の身体能力などと対峙することをも想定に入れてそれぞれの年代のトレーニングを考えていくべきであると考える。専門的知識を持つフィジカルトレーナーとの協力体制を構築し、年代や成長に合わせた指導を高い目標を持つ子どもたちを基準に計画・実施していきます。
サッカーは11人で行なう団体戦
大前提として個人技術を極め、認められた者が選ばれチームを作る。最終的に頼れるのは自分の能力である。自分自身が商品であり、自分を売り込まなくてはならない。個人技術に優れた南米、身体能力が尋常ではないアフリカ、体格に勝る北欧など、個々の能力をすでにアピールできる同年代のライバルに対し、我々は何を武器にどう戦っていくのか。個人として世界で一目置かれるような技術を土台とし、基準に満たない個人技術・戦術は早い段階で克服させていく必要があります。
“チームとして”よりも
“一人一ひとり”を
魅力ある選手に育てる
観衆や視聴者など第3者から観ていかにエキサイティングで魅力があるか、楽しんでもらえるか、常に見ている人を満足させる、応援される、ファンになってもらう、そのためにチームの勝利の為に全身全霊でプレーする、そういった心構えを説く。
そして視野を大きく持つ。サッカーにおいて日本は世界の中心ではなく、愛知は日本の中心ではない。目の前の試合、結果にこだわりすぎる事は、本を顔に近づけすぎて読むようなもの。指導者により選手の評価基準も異なり、現状に一喜一憂することなく謙虚に自己研鑽を続けることの大切さを伝え続けます。葉を見て木を見ず、木を見て森を見ず・・・チームの勝利を目指す「監督」よりも「スカウト」の観点からの指導を心掛けていきます。